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2005/11/14

■手話の街 "ローレント"とカッコイイ手話通訳

11月3日(木)の夜、時差ボケを感じる暇もなく、カリフォルニア大学バークレー校(UCB: University of California, Berkeley)へ2台の車で移動。

Ellaさんの勤務先、Vista Community CollegeがUCBに教室を借りていて、この日は「ろう文化」の講義。

Ella-culture
講義するEllaさん

今日の題材は、アメリカのろう者社会でも物議を交わしている「手話の街、ローレント」について。

アメリカ西部の北のサウスダコタ州に「手話の街」を設立する計画があり、少なくとも2,500人が住める規模。ロンドン、オーストラリアからの移住希望者もいて、着々と進行中だそうです。

詳しくは"A Town for Signers"のサイト(英語)をご覧いただくとして、Ellaさんの説明によると、立案者であるろう者Marvin T. Millerと聴者 M.E. Barwacz が The Laurent Company という会社を設立し、街のデザインを手がけているのだそうだ。

聴者社会からろう者を切り離すことを意味するのではないかという意見もあるのだが、Ellaさんの話を聞いていると、聴者の移住もOKだそう。ただし、街の公用語はASLとなり、移住を希望する聴者は少なくともASLができるということが前提条件になるのだそうだ(移住してからASLを覚えてもよい)。

また、ローレントを観光の街にして、多くの聴者に訪れてもらうようにする計画もあり、すぐれた手話通訳者を街の要所(インフォメーションセンター)に配置するという話もあった。

Laurent-Town-Plan
Laurent-Amphitheater
Laurent-Fire-Hall

Ellaさんご自身も、ローレントの街が機能し始めてから、しばらく様子をみて、それから物件購入の検討を始めるかもしれない、とおっしゃっていた。

そして、最後に、日本一行のメンバー紹介。

Ellaさんの講義では、英語への手話通訳が付いたのだが、この手話通訳者がかっこいい。
1人は男性でコーダ。もうひとりは女性。
2人とも有資格者で、Vista Community Collegeと個別に契約を結んでいる手話通訳者。
Ellaさんはこの2人に全幅の信頼をおいているようだった。

interpreter
受講生からの質問に英語で答えるサケ美さん(聴者)のそばで通訳している女性のASL通訳者。
手前の女性は、ASLがわからないメンバーのために日本手話(JSL)に通訳しているボリボリさん。

サケ美さんも手話通訳をめざしている一人なのだが、通訳で流暢なJSLを操るまでにはまだまだ…。

メンバーからは「あのASL通訳者と同じ髪型にすれば? 姿形だけでも同じにすれば、きっとスキルもアップよ」といわれたサケ美さん。日本手話から英語への通訳はうまくできていたのだから、今回の旅行を契機にもっとスキルアップしてね!

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アメリカ訪問記2005」カテゴリの記事

コメント

 アメリカ合衆国、色々な人種が、色々な民族が同居している
国ですよね。
 彼の国の手話も、人種別、民族別な表現があるのですか?
 又、サンフランシスコという巨大都市の中でもあるのです
か?
 ASLは、その中での共通語(標準語)の位置付けなので
すか?
 ところで、昨夜サークルで手話表現(初心者向け)の練習
で、短い絵本を表現する、ということをやりました。
 全然駄目、手話の表現が正確ではなく、でたらめでした。
自分の映っているビデオを観て、尚更そう思いました。
昨夜の夢には、作中のねずみ、うさぎ、くまが出てきて、手話
をやってました。う~ん、暫くうなされそうです。

投稿: 岬の東風 | 2005/11/15 06:18

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