■「銃後」って何?
先日の大学院のゼミでは、1941年~1945年のラジオによるドラマのブロパガンダがテーマ。
途中、先生が黒板に「銃後」と書き、数十秒遅れて通訳者が 引用のつもりで/銃/あとで(時間軸)/とやったのを見咎めた私は、時間軸の後(あと)ではなくて、場所的空間の後(うしろ)の、/銃/うしろで(場所的空間)/では?と指摘すると、通訳者もすぐに気づいたらしく修正してくれた。
反省会で、通訳研修に入った新研修生のBanさん(残念ながらワン子さんではありません)に、「銃後」って知っている?と聞いてみた。
Banさん、人より大きな目をさらにくりくりさせて、「え~と、え~と…あの~」など等とわけのわからないことを言い出すので、ちょっとからかってみた。
「銃本体の後ろのほうのことだったりして?」と振ってみると、「そうだったんですか?」等とんちんかんな答え…。
う~ん…。そういえば、さきの戦争のことを知らない子どもたちが全体の約70%だという記事を読んだことがある。
翌日、研修生向けの授業で改めて「銃後」を知っているかどうか聞いてみた。すると…6人中知っていたのは…0人。(本当に絶句…です)
「銃後を守る」なら?ときいてみたら1人が手をあげてくれた。
通訳をめざす人は、ある意味、オールラウンドでいてほしい。高度な専門知識の必要とする分野において、という意味ではない。通訳をめざすのなら、日本人として、さきの戦争のことも一般常識として知るべき事柄はたくさんあるはずである。
ちなみに、フリー百科辞典ウイキペディアによると「銃後(じゅうご)とは、戦場における銃の後ろ、すなわち前線における、直接の戦場ではない後方という意味である。戦時中の国家総動員法下の日本においては、兵士を除く日本国民全員や、日本国内全土を指した」である。
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コメント
このブログの話を母にしたら「在郷軍人とか、ねえ・・もう若い人にはわからないだろうねえ」・・・ザイゴウグンジン?聞き流していた言葉です。
私の心の中では「銃後の守り」=竹槍・隣組・「欲しがりません、勝つまでは」が浮かびますが、イメージ先行でした。勉強になります。
投稿 犬田 | 2006/05/19 00:20
木村さん。北海道の学生です。院ゼミのテーマがプロパガンダですか。面白そうですね。プロパガンダ=「特定の教義もしくは教義や原理の体系を広める目的で組織化もしくは計画された集団・運動」戦争時のプロパガンダ、まさにドイツのナチスですね。
こちらの院ゼミ、今日はERP(事象関連電位)がテーマでした。さっぱり分からないので、もっと勉学に励まなければ。。。修士論文脱稿がんばってください!
投稿 tom | 2006/05/15 23:19
ゼミで「銃後」が出た瞬間にノートにメモったban.でございます。
つまり、わからないからあとで調べようという魂胆でしたが、
見事に突っ込まれてしまいました(f^^;
えぇ、子どもではありませんが恥ずかしながらわかりませんでした・・・。
「戦争を知らない子どもたち」という歌は私が生まれる前に流行ったようですが、その子どもたちはもちろん、その後に生まれた子どもたちも、今ではすっかり大人になっていると思います。
そして、あまりに戦争のことを知らなすぎます。
我が家の相方くぅさんは、とん様同様に「本当に絶句・・・」だそうです。
オールラウンド目指して頑張ります!
投稿 Ban. | 2006/05/14 22:33
オールラウンド⋯⋯
「通訳士です」と名乗る以上は、それなりの知識が必要不可欠
なのは当たり前。そう有りたいそらまめです。(現実は、おバカですが⋯)
さて、銃後って言葉、初めて知りました⋯
まだまだ勉強が足りないですね。
投稿 そらまめ | 2006/05/14 20:30