■ネットで購入…
アマゾンでは現在、在庫切れになっているようですが、数日すれば、アマゾンでも購入できるようになるとのことです(生活書院の担当者の弁デス…)。
現在では、オンライン書店ビーーケーワンかクロネコヤマトのブックサービス、八重洲ブックセンターで購入できるようです。
連休の間、思い立って、池袋のリブロの新刊コーナーに行ってみましたが、残念ながらおいてありませんでした。(自分の本が店頭に並んでいるのを見るのは、ちょっと気恥ずかしい気もするのですが…)
アマゾンでは現在、在庫切れになっているようですが、数日すれば、アマゾンでも購入できるようになるとのことです(生活書院の担当者の弁デス…)。
現在では、オンライン書店ビーーケーワンかクロネコヤマトのブックサービス、八重洲ブックセンターで購入できるようです。
連休の間、思い立って、池袋のリブロの新刊コーナーに行ってみましたが、残念ながらおいてありませんでした。(自分の本が店頭に並んでいるのを見るのは、ちょっと気恥ずかしい気もするのですが…)
今夜のNHK子ども手話ウィークリー(放映時間:午後7時50分から)に注目です。
「変わるろう教育」という趣旨でバイリンガルろう教育のことをとりあげるようです。ぜひごらんになってくださいね。
キャスターは、皆さん、ご存知の河合祐三子さんです!
新宿のサザンテラスに新しいドーナツのお店がオープンしたというのは雑誌か何かで知っていたけれども、実際に行ってみると、店の前から橋の上まで50メートルはありそうな行列…。
待ち時間は1時間40分。
まさに「たかがドーナツ、されどドーナツ」のようです。
私?もちろん並ばずに帰りました。
昨年12月にオープンしたばかりの、クリスピー・クリーム・ドーナツというアメリカからやってきたお店のようです。
そして、おもしろい事に、国内では敵ナシだったミスドが危機感を募らせたのか、大人のためのドーナツと銘打って、渋谷にアンドナンド(andonand)を4月20日にオープン…。
さて、どうなるか、日本のドーナツ戦争。
私? 行列がなくなった頃に行ってみようっと。
クレヨンのブログでもわかるかと思うけれども、私は「国王さま」という設定になっている。母は「ハン尚宮」、父は「カン・ドック」。父母の良き話し相手になっている近所の子は「チャングム」。(クレヨンは??)
というわけで、「チャングムの誓い」は前々からみたいと思っていたのですが、54話もあるというので、約1年半封印していました。
封印したのは、修士論文があるから。その修士論文を1月中旬に提出できたので、千葉に帰っている間は、「チャングムの誓い」を堪能しよう、ということになり、1月下旬から少しずつみることに。
そして、先月、やっと全部を見終えることができました。もちろんDVDで、です。(ものすごくはまってしまいました。現在、ノーカット版がNHKのBSで再放送されているそうです)
韓国の料理は「混ぜる」ものが多いと聞いていましたが、「チャングムの誓い」をみてナットク。
チャングムの誓いは、フリー百科事典ウィキペディアにも載っていました。すごいですねエ。
今年の1月末、沖縄に行ってきました。(古い話ですみません)
沖縄のお土産といえば「ちんすこう」ですよね。私たちがいつも目にするのは、下のほう。しかし、地元の方は、首里城の近くでしか買えない上のほうが「ホンモノ」だといっているのです。
下のほうは、新垣ちんすこう本舗。
上のほうは、あれ…ネット上にはないみたい。う~ん。沖縄の本店でしか買えない、というのはホントだったのね…。
韓国の歴史ドラマ「チャングムの誓い」の後半、鍼治療の場面がよく出てくる。
私も小さい頃、鍼治療を受けたことがある。ただ、日本の鍼治療は古代中国の鍼をお手本に独自の発展をしたものだそうだ。
両手足の指や指の付け根に鍼を打たれ、耳の後ろにも頭のてっぺんにも打たれた…と思う。小さいときの記憶なので思い違いもあるかもしれないが、「チャングムの誓い」のように鍼を打ってすぐに抜くのでなく、半時間はそのまま放っておかれたような気がする。
何のために鍼治療を受けたのか。ズバリ!「耳が聞こえるようになるため」である。
「チャングムの誓い」を見終わった後、「私も鍼を打たれたよね、聞こえるようになるからとか言って。2時間もかけて病院に行って。ただ痛いだけで。手や足に鍼を刺されたまま長時間じっとしなければならなくって、ほんま、しんどかったよ」と言うと、意外なことに母が「ごめんね」というのではないか。
私の鍼治療に関する真相はこうして暴かれたのだ(!?)。
私は、父方の祖母が両親に鍼治療を唆していたとずっと思い込んでいた。というのも、祖母が怒ったような顔をして私を病院に連れて行ったから。
しかし、鍼治療を始めようといったのは私の母だったことが先日、判明。私の母の友人(ろう者)の子どもが鍼治療を受け、聴力がよくなったという話を聞いた母が私にも…ということらしい。
そして、その鍼治療に一番反対していたのが…なんと父方の祖母と伯母だった。「聞こえるようになってほしい」と熱望している祖母の仕業と思い込んでいた私はその話を聞いてビックリした。
「鍼治療をしたって聞こえるようにはならないのだから、無駄な努力はやめなさい」と言っていたそうだ。どうりで鍼治療は数回で中止になったし、祖母は怒ったような顔をしていたわけだ。
けれども、祖母や伯母がなぜ反対していたのか? 不思議に思っていると、父の話で謎が解けた。
父が子どもの頃、似たような例でだまされたことがあることがわかった…。父の家にひとりの男がやってきて、「私がこの場で大蛇を書いてみせます。そうすれば耳が聞こえるようになるでしょう」と言って、大金を祖父からまきあげたそうだ。
父の目の前で描かれた蛇は、たいへんな迫力があり、蛇の絵を飾っておくだけでも効果がありそうに思われた、とのことだそうである。しかし、何日たっても聞こえるようになる気配はまったくなかった。
そういうことがあって以来、「聞こえるようになりますよ」という文句は、お金を騙し取るための巧みな話術にしかすぎない、ということを祖母や伯母は肝に銘じたそうだ。
父のときは「蛇の絵」で、私の場合は「鍼治療」。
そして、現在、「人工内耳」がその道具になっているというのは言いすぎ?
(2007年4月16日発行)
生活書院から本が届きました。10冊です。
「日本手話とろう文化 ~ろう者はストレンジャー~」
定価1,890円(税込) (株)生活書院
店頭に並ぶのは今月下旬だそうです。
2年半分のメルマガの文章が1冊の本になるのは、これまた、素直に嬉しいと思います。
だいぶ前の話になるが、所用があって北九州に向かったときのこと。私はマイレージの関係でJAL(日本航空)をよく利用している。だが、先日は先方の都合により、新参航空会社のひとつであるスターフライヤーに搭乗することになった。
(スターフライヤーのことを『星を揚げる人』と思ったのは私だけ? このフライヤーは、flyerのほうで、fryerではないのね…)
スターフライヤーのチェックインコーナーで搭乗券を発行してもらったときのこと。カウンターの受付員が「大変、失礼ですが、お耳が…」と書いているのが上から見えたので、「ろう者です」と書いてみせた。すると、メモを読んだ受付員は「初めて見た!」といわんばかりの顔をしながら、「耳が不自由な人のことですよね」と言いたげに自分の耳を指さしてきた。
「ろう者」という語を聞き慣れていない人がこの世にはたくさんいるのだ…ということを再認識した。
「ろう者」のことを「蝋人形」「老人」のことと聞き違える人もいるし、「ろう協会」に至っては「老人の協会」や「老人のための教会」、ひどいのになると「蝋に関する協会」と勘違いする人もいる。
スターフライヤーだけの問題ではない。どの航空会社にも共通していえることだが、ろう者のことを「耳が不自由な人」として捉え、「聞こえに問題がある人々」というマイナスの見方を持ったまま、サービス業に従事していることになっている。「手話を第一言語として話す人々」という発想はまったくないようだ。
ちなみに、JALでは「簡易筆談ボード:耳や言葉の不自由なお客さまのために機内に簡易筆談ボードをご用意いたしました。」とウェブサイトに書かれてある。
ANA(全日空)のウェブサイトでは、一例として「ご予約の際には、下記の内容をお知らせください。・聴導犬をお連れですか?・緊急時などのお知らせがございますので、あらかじめお耳が不自由な旨をお知らせください。」がある。
かろうじて及第点をあげられるのは、意外にスターフライヤー。「盲導犬、聴導犬、介助犬をお連れのお客様:無料で機内にお連れいただけますので、ご予約時にお知らせください。」
聴導犬に関しては、ANAやJALが「耳の不自由な方へ」となっているのに対し、スターフライヤーは「聴導犬をお連れのお客様」と表現している。
些細なことかもしれないがそういったことは大事である。
耳の聞こえの問題に着目した表現でなく、例えば、「手話で話される方」「補聴器をご利用の方」「聴導犬をご利用の方」という言い方にしてもらいたい。
ちなみにどの航空会社でも、チェックインするたびに最後に決まっていわれる言葉がある。「何かお手伝いできることはありませんか?」だ。たぶん、マニュアルにそう書かれてあるのだろう。
先日搭乗したときのこと。いたずら心が出てきて、「手伝えることって例えば?」と書いてみたところ、「優先案内や点字サービスなどがあります」と、これ、マニュアル通り?に答えてきた。
マニュアル通りに対応するのは誰にでもできること。通訳業にもいえることだが、相手に応じて確実なサービスのできる人って意外に少ないのね。
(2007年4月9日発行)
朝日新聞の夕刊トップにカラーで「手話で授業 やっと道」(全国区・2007年3月31日)が掲載されたのをご存知だろうか。
NPOバイリンガル・バイカルチュラルろう教育センターは、不登校のろう児(ろう学校で手話による授業を受けられないため)を対象に、バイバイろう教育を実施しているフリースクール「龍の子学園」の運営母体。
でも、ずっとフリースクールでなく、学校に!という声が強く、2003年から「NPO法人によるバイリンガルろう教育の学校」の特区提案を続けた結果、2005年に文部科学省から「学習指導要領に定める指導方法の一形態として可能」などとして認める回答を引き出せた。それを受けて、今年1月に東京都が特区計画を申請し、3月30日、国の認定を受けることができたのである。
でも、まだまだ開校への道は長い。来年4月開校に向けて、いまやらなければならないことは、7月までに東京都に私立学校の設立認可を申請すること。その際に、運営などの基本金4500万円が必要になってくる。
いま、関係者は一生懸命に寄附金集め活動を展開中。ようやく4分の1が集まったところだときいている。
私も応援していくつもり。私の目の黒いうちにバイリンガルろう教育の学校ができるなんて…信じられないことだけれども、だからこそ、応援していきたいと思っている。
この学校の名前は「明晴学園」(めいせい・がくえん)です。ネーミングの由来については、またの機会に。
ご寄付くださる方は、こちらをクリックしてください。よろしくお願いします。
名古屋の人はエビフライが大好きだそうですが(ホント?)、我が家のエビフライは名古屋の人もほめてくれると思います。
えびは、業務用食材を扱っているAプライスというお店で購入するのが我が家の決まりです。
両親が山口にいたころは、父が小倉まで出向いて購入していたのですが、千葉に越してからは私が所沢にあるAプライスで購入することになっているのです。(千葉には残念ながらまだ進出していないようです)
13/15サイズ(大きめです)の無頭エビの冷凍モノが1箱に50~60は入っているというやつを買って、一晩かけて半解凍して小分けしたものを再冷凍しておくのです。
正統な?エビフライは車エビを使うようですが、我が家のはブラックタイガーです。身に包丁を入れて開いたものを揚げるのです。
母の手によってカラッと揚げられたエビフライは、ほんとにおいしいです~。そして、私の場合は醤油につけて食べます。ビールがまたこれ合います。
またまた手話ニュース絡みのネタですみません。
土曜日の昼間に放映されているからなのか、手話ニュース845と比べ、存在感が薄い「NHK週間手話ニュース」…。これまで出演されたキャスターの皆さん、ごめんなさい。
でもね、手話ニュースのデスクががんばったためか、週間ニュースの放映枠が5分伸び、20分に! そして、キャスターも1人体制から2人体制に! しかも、新人のろうキャスター、ボリボリさん(赤堀仁美さん)を起用して、です。パートナーは深海久美子さん。
放映時間は、毎週土曜の11時40分から!
実は先週の週間手話ニュース、自宅にいてドキドキしながら見ていました。そして、日本手話への見事な翻訳・表出に拍手を送りたくなりました。日本語のニュース原稿をこなれた日本手話にするのはなかなか大変なこと。それをいともあっさりとやってのける彼女に(本人は最後のほうはもうしんどくて・・・しんどくてと言っていましたが)すごいな~と思ってしまいます。(私も初心にかえってがんばります!)
手話ニュースが始まったのは平成元年(だったよね…)。20年近い歳月を経て少しずつ進化しているNHK手話ニュースをこれからも応援してください。
よろしくお願いします。
私が3年前の春に始めたメルマガ「ろう者の言語・文化・教育を考える」が1冊の本になりました!
題して「日本手話とろう文化 ~ろう者はストレンジャー~」です。(定価1,800円)
まさか本になるとは…自分でも思いもしなかったことなので、ちょっとびっくりです。これ、実は、生活書院さんのおかげです。
4月20日刊行だそうです。ちょっとドキドキしています。
気が付いていましたか?
ろうのキャスターが1人増えていたことを。そう、おのっちキャスター(小野広祐さん)に続く新人キャスター、ボリボリキャスター(赤堀仁美さん)が4月から登場しています!
これで、ボリボリファンが一気に全国に広まるのではないかと期待しています~。
上の写真は、4月3日(火)の手話ニュース845の分(初めての出演!)です。
翌日の4日(水)は、私とボリボリキャスターの2人でニュースを伝えました。でも、たぶん、最初で最後になるかも…(でも、メインもサブもろう者で、という体制になったら、こういう組み合わせも可能になるかも)。そう、私のパートナー、キヨさんがお休みだったので、そのピンチヒッターに、というわけなのです。
ちなみに、現在の手話キャスターは全員で11人ですが、うち、ろうのキャスターは5人になりました!
初めて私が手話ニュースに出たときは、ろう者は私ひとりだけ、という状況でしたので、この数字はとても大きいと思います。
これで、月曜を除き、毎日(火曜~金曜)、ろう&聴の2人体制でニュースを提供できることになりました!
ちなみに…2007年度の手話ニュース845は
月曜日 深海久美子・金子恵理
火曜日 田中 清・赤堀仁美
水曜日 木村晴美・田中 清
木曜日 中野佐世子・小野広祐
金曜日 飯泉菜穂子・那須英彰
8時45分になったらNHK教育テレビにチャンネルをあわせてね!
久々に千葉の実家に帰りました。
菜の花、久々に見ました。小湊鉄道沿いに咲いている菜の花です。
下の写真は、小湊鉄道の車両です。思い切りローカルしていますね~。クレヨンの話によると実家の最寄り駅から始発駅の五井駅までの約12キロで520円という運賃。日本一高い運賃設定になっているそうだ…。
CHUがとんちゃんがここまで通訳するはずだった。
しかしここへとんちゃんが新入生更新されたみたい…
しかしここで更新しなかった?
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「CHU」が書きました。
改めて数字を眺めてみてビックリしたことがひとつ。
手話通訳士試験の全国平均が22.1%(受験者数1,034人、合格者数228人)に対し、手話通訳学科の現役生(2年生・16期生)の6人合格は25.0%!(24人中6人)。手話通訳学科の合格率が全国の平均率を上回ったのは初めてのこと(たぶん)。少しうれしくなりました。
3月30日は何の日?
手話通訳に関わっている人ならばみな知っている、手話通訳士試験の最終結果発表日。
方針が変わったのか、今回は合格者が全体で220人以上いました。合格率はたしか約22%。昨年度の2倍強です。
そして全体の1割を世田谷福祉専門学校とこちらとで占めていました。
こちら学院・手話通訳学科では、現役から7名(うち1年生から1名)。15期5名、14期1名、13期3名、10期2名、5期1名の計19人の合格者を出すことができました。
惜しくも20人台に載せることができず、残念です。でも、これまでの実績から考えてみても欲は言えませんね(^_^;)。
こちらで非常勤講師をされている山田先生(日本手話通訳士協会)からも「非常に嬉しい。ぜひ活躍の場を広げて!」とありがたいことばをいただきました。
手話通訳士に受かったからといって、技術が急に向上!はありえません。やはり日々の修練がモノをいうと思います。そして、謙虚な気持ちを持って通訳に臨んでほしいと思います。
日本手話通訳士協会に入会することもお忘れなく。
また、今回、不合格となった方は、次回にむけてさらに邁進してください。
blogの更新をまた怠ってしまいました…。
こうなったら、写真ネタがなくてもケータイでじゃんじゃん投稿しよう!と決意。しかし、いつまで続くかしら。
blog更新をサボっている間にいろいろなことがありました。
まずは学院の入学式から。
手話通訳学科は今年度、14人の新入生(18期)を迎えました。定員割れしていますが、13期の15人定員制に戻った気分です。
手話通訳士を5割以上輩出している7期を『華の7期』と形容するなら、正確な数字は未確認なのですが、7割以上が手話通訳士の13期は『ゴールデン13期』?
ともあれ、新入生の皆さん、少人数ならの強みを生かして、これからの学生生活、がんばってください。
言語が異なれば、その言語の各体系(音韻・文法・語彙)も言語毎に異なるというのはすでに常識になっていることだと思う。しかし、そのことは頭でわかっていてもつい…というのは誰でもあることのようだ。
先日、埼玉・所沢でミミリーグ(第5回全国デフバスケットボール選手権大会)が開催され、わが手話通訳学科の学生も実習生として手伝いに行った。
学生は、会場の準備、後片付け、誘導、旗振りやモップ掛けの他、T.Oの後ろで待機し、T.Oと審判の間で簡単な手話通訳をした。
しかし、私の場合、バスケットボールについては、ろう学校の体育の授業の時間で少しやったくらいで、T.Oといわれても何のことかさっぱりわからない。
ウィキペディア(フリー百科事典)によると、T.Oはテーブル・オフィシャルを略したもので、審判の補佐をし、試合を管理するための役員の呼称のことをいうらしい。T.Oは4人で構成され、コートがよく見渡せる位置に座ることになっている。
具体的に何をするかというと…スコアシートの記録、プレーヤーのファウル数の表示、スコアボードやストップウォッチ(試合時間の管理)、24秒計の操作などをする、となっている。確かに2階の観戦席から見ていても忙しそうにしていたな~と納得。
さて、ミミリーグでは、T.Oは待機のチームメンバーが担当することになっている。手話通訳学科の学生は、試合の間、T.Oの後ろでスタンバイしていたのだが、その中のひとりがたまたまバスケの経験者でスコアの付け方を知っていた学生がいた。
その学生は、T.Oが記入したスコアにミスを発見したので、<大丈夫?>と声をかけたが、そのT.Oは怪訝な顔をしながら<うん、大丈夫>と答えたという。それで、その学生はそのミスを指摘する機会を失ってしまった…そうだ。
日本語話者だったら「大丈夫ですか?」の裏に隠された意図(!?)を理解することができる。しかし、日本手話で<大丈夫?>に置き換えただけでは、相手にその意図を伝えることができない、ということをその学生は学んだ。
上の例だが、場合によっては、全然大丈夫な場面ではないのに<大丈夫?>と言うとは、からかっているのか、と誤解されかねない。
さて、上の場面で日本手話ではどのように言えばいいのだろうか。どんな手話の語を用いるか、というよりもどんなNMS(非手指動作)が適切であるかが重要になると思う。すなわち、「丁寧さ」と、相手に自分の間違いを気づかせる「促し」といった意味をもつ2つのNMSを用いることである。そのNMSに加えて、<スコア、間違い、違う?>や、<この数字、大丈夫?>といったような語を表出すればよい。
<大丈夫>という語は、基本語のひとつ。一般的にいって、専門用語より基本語のほうが意味範囲のズレが大きい。
通訳を養成する者のひとりとして、今回の学生の経験は、私にとっても基本に立ち返ることの重要性を改めて認識することができた。感謝。
(2007.4.3発行)
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