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info 新刊が出ました!

私がお世話になっている生活書院からまたまた新刊が出ました!

バイリンガルでろう児は育つ』(2,100円)

あ、私の本じゃないですよ。でも、とてもよい本なのでこのブログでも紹介します!最新のバイリンガル教育に対する考え方、理論が掲載されていて、私も改めて「勉強になる」本です。わかりやすいです。

キムゴロと学生の間で呼ばれている木村護郎クリストフ先生の論文は初登場!私の行っている一橋大学大学院でも教鞭をとっています。(お若いですよ~!)

カンガス先生(ステラのおばちゃん風なのに・・・)の論文も一読の価値あり!

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コメント

 この新刊はまだ未読ですが(近いうち必ず読みます)、H.レインの「善意の仮面」はとりあえず読破しました。

 率直な感想: 手にした段階で目まい! 長い! しんどい! クドい!

 前もって「月刊・言語」のバックナンバーで、いっちー先生やとんちゃんの要約記事に通じていたおかげで何とか最後までたどり着けましたが、もし何の予備知識もなしでこの本にチャレンジしていたら、――レイン教授にはお気の毒ですが――聴の理解者を減らす事態になるのでは・・・・と本気で危惧しました。(とはいえ、欧米論文は大抵このくらいブ厚くて、取っつきにくいモノになりがちなのは承知)。

 もっとも、これは飽くまで平均的な聴者の捉え方です。聞き流してもらって構いません。口話やインテやトータル・コミュニケの渦の中で散々な目に遭わされてきた聾の当事者たちにしてみれば、「ハーラン、よくぞここまで書いてくれた!」と喝采を浴びせたくなる内容でしょうから。

 全体に、聾文化の著作には、随所に「怒」「憤」「苛」の空気が満ち満ちているように(我々、聴者には)感じられます。これまで受けてきた仕打を考えれば当然のことです。でも、それをやみくもにブチまけただけでは聴界からの好意は得にくいでしょう。「またツンボたちがワケ分かんないこと言ってら」と鼻であしらわれるのが関の山です。

 むしろ、斉藤校長の「もうひとつの手話」のように、戸惑う聴者からの視点でアプローチする本がもっとたくさん出回るほうが、近道のような気がします。かく言う私も、斉藤さんの本に衝撃を受けた一人なのですから(嗚呼、あと10年早くあの本に出会っていたら・・・・)。

投稿 きゃぶ | 2008/03/29 06:37

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